こんな家具も製作しています。杉板天井に漆喰壁 腰板はやはり杉板張り床は桧無垢のフローリング。この住まいに合う家具が無かったので作ってしまいました。この家具が少し赤みを帯びているのは柿渋で仕上げています。この後は荏胡麻油(えごまあぶら)を塗って仕上げる方法と炒った糠を袋に詰めて拭き上げていくと何時までも美しく使えます。
玄関のの中の顔はやはり下駄箱でしょう。これも玄関のサイズに合わせて作りました。天然材ですので嫌な臭いや湿気もありません。
もちろん建具も杉材で作っています。
小さい物はこんな可愛い物も作りました。小さな子供にとって玄関は高い段差なのです。そこで桧で作った靴脱ぎ台。行儀も良くなりますよ。
長い間処分せずに置いて置いた水屋です。きれいに洗って全体を修理しました。ベンガラを塗って荏胡麻油で仕上げています。この町家再生に使わせて貰うためです。やはり町家には町家の家具が必要になってきます。まだまだ捨てるのが惜しいのが沢山残っています。大事に使えば建物と同じだけ使える丈夫さがあります。大切にしたいですね。
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